とうや・きたあかり食べ比べ|品種で変わる料理の向き不向き

アイキャッチ 栄養レシピ

我が家では夫が1人で家庭菜園をやっています。今年もじゃがいもがどっさり収穫されたんです。育てていた品種は「とうや」と「きたあかり」の2種類。

同じじゃがいもなのに、品種によってこんなに味も食感も違うんだ、って気づいたので、実際にいろいろ作って食べ比べてみました。

「とうや」の特徴

とうやって、メークインみたいに煮崩れしにくいって言われてるんです。でも実際にカレーを作ってみたら、思ったより少し崩れちゃいました。あれ?って感じです。

その代わり、味がなじみやすくて、しっとりとした仕上がりに。カレーやシチューみたいな煮込み料理、特に味の濃いカレーとの相性はすごくいいなと感じました。ちなみに加熱すると白っぽい色になります。

じゃがいも自体が主役というより、他の食材や調味料と馴染んでくれる「名脇役」って感じですね。

ももも
ももも

しっとり感がカレーとの相性バッチリだよ!

「きたあかり」の特徴

一方できたあかりは、カレーで作ってみたら、とうやと違ってあまり崩れませんでした。甘みもあって、じゃがいもそのものを味わう料理に向いてるんじゃないかな、と思います。加熱すると黄色っぽくなるので、見た目でも違いがよくわかりました。

ベークドポテトや揚げないポテトフライを作ってみても、ホクホクした食感で水分もあまり出ず、崩れにくかったです。同じ料理を「とうや」で作ってみたら、水分が多く出てべちゃっとしちゃったので、この違いは作ってみてよくわかりました。

ももも
ももも

見た目も味も、とうやとしっかり違いが出て面白いね!

食感の違いはでんぷん質の量から?

じゃがいもって、でんぷん質の量によって大きく2タイプに分かれるらしいんです。でんぷんが多い「粉質」タイプはホクホクして崩れやすく、少ない「粘質」タイプはしっとりして煮崩れしにくいんだとか。きたあかりは粉質寄り、とうやは粘質寄りなんだそうです。

とはいえ、実際に食べてみた感想としては、きたあかりはホクホクとねっとりの中間くらいの食感でした。教科書通りとはいかないもので、育て方や収穫時期でも変わってくるのかもしれません。

ポテトサラダはとうやでなめらかに

とうやでポテトサラダを作ってみたら、でんぷん質が少なめな分、なめらかでしっとりした仕上がりに。ちなみに彩りに使った赤玉ねぎと人参も、我が家の畑で採れたものです。

とうやのポテトサラダ

ただ、以前きたあかりで作ったときは、じゃがいもそのものの味が濃く感じられて、「きたあかりの方が美味しいかも」と思ったこともあります。なめらかさを楽しみたいなら「とうや」、じゃがいもの味をしっかり感じたいなら「きたあかり」、お好みで選んでみてください。

まとめ:脇役の「とうや」、オールマイティな「きたあかり」

いろいろ作ってみて感じたのは、とうやはカレーみたいに味を含ませる「脇役」向きの料理に強いなということ。きたあかりは、じゃがいもの味を主役として楽しむ料理はもちろん、脇役の料理にも対応できる、オールマイティな品種でした。

どっちにしようか迷ったら、まず「きたあかり」を選んでおけば間違いなさそうです。


とうや きたあかり
食感 しっとり ホクホクとねっとりの中間
加熱後の色 白っぽい 黄色っぽい
カレー 少し崩れる あまり崩れない
得意な料理 カレー・シチューなど脇役系 ベークドポテト・揚げないポテトフライなど主役系
ポテトサラダ なめらか・しっとり ホクホク・じゃがいもの味が濃い
ポジション 名脇役 オールマイティ

揚げない ポテトフライのレシピ

今回きたあかりで作った、揚げないポテトフライのレシピを紹介しますね。水にさらす手間もそこまでかからなくて、意外と簡単に作れちゃいます。

材料(2人分)

  • じゃがいも(きたあかりがおすすめ):3個
  • 小麦粉(我が家ではソルガム粉を使用):大さじ1
  • 油:大さじ1
  • 塩:適量

作り方

  1. じゃがいもを好みの太さに切り、水にさらしてからざるにあげて水気を切る
  2. 皿に移し、電子レンジで5分ほど加熱する
  3. 袋に入れて粉を加え、シャカシャカと振ってまぶす
  4. 油を加えて、全体になじむようもみ込む
  5. トースターや魚焼きグリルに重ならないよう敷き詰めて15分ほど焼く。好みの焼き加減になるまで、様子を見ながらさらに焼いてもOK
  6. 焼き上がったら塩をふって完成

※小麦粉の代わりにソルガム粉を使ってます(グルテンを控えているので。詳しくは別記事にて)。お好みの粉で代用してもらってOKです。

きたあかりのフライドポテト

揚げてないのに、ちゃんとカリッと美味しくできました。


同じじゃがいもでも、品種によって向いてる料理がこんなに違うとは、育てて食べ比べてみるまで気づきませんでした。もし複数の品種を手に入れる機会があれば、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

【この記事を書いた人】栄養士 ももも/アラフォー・ブログ初心者。野菜・食品の栄養やレシピを中心に、日々試行錯誤しながら発信しています。

タイトルとURLをコピーしました