我が家では夫が1人で家庭菜園をやっている。 毎年6月に入ると、赤玉ねぎがどっさり収穫されるんです。 赤玉ねぎって生食が定番だけど、辛みが強いから食べすぎるとお腹が痛くなること、ない? うちもまさにそれで悩んでて、大量の収穫物を前に「これ、どうやったらおいしく、体にもやさしく食べきれるんだろう…」って収穫のたびに頭を抱えてました。
そこでたどり着いたのが「甘酢漬け」! 水にさらす手間もレンジ加熱もいらなくて、ジップロック袋ひとつで作れちゃう超簡単レシピなんです。 これなら大量に採れた赤玉ねぎも、まとめてサクッと仕込めます。 今回はそのレシピと、赤玉ねぎの辛みが胃に負担をかけやすい理由もあわせて紹介しますね。
赤玉ねぎの栄養、実はすごい
赤玉ねぎには、玉ねぎ全般でおなじみの硫化アリルやケルセチンに加えて、赤紫色のもとになっているアントシアニンが含まれてます。 アントシアニンって紫キャベツやブルーベリーにも入ってるポリフェノールの一種で、酢に漬けるとさらに鮮やかな赤紫〜ピンク色に発色するのも地味に嬉しいポイント。
アントシアニンは強い抗酸化作用を持つ成分として知られていて、体内で発生する活性酸素の働きを抑える効果が期待されています。 活性酸素は細胞にダメージを与える原因になるとされているので、日々のちょっとした対策として、料理に取り入れられるのは嬉しいですよね。 また、目の網膜にある「ロドプシン」というたんぱく質の再合成を助ける働きも報告されていて、パソコンやスマホをよく使う人の目のケアにも役立つ成分として注目されています。 とはいえ食べてすぐ劇的に変わるようなものではないので、あくまで毎日の食事にコツコツ取り入れる「ちょっとした習慣」として捉えるのがちょうどいいかもしれません。

なんで辛みが抑えられるの?
赤玉ねぎの辛みの正体は、切ったときに出てくる硫化アリル系の成分。 これがけっこう刺激強めで、生のまま大量に食べると胃の粘膜を刺激して、胃もたれや胃痛につながることがあるって言われてます。 せっかくの収穫物なのに、生食しすぎて体に負担かけちゃったら本末転倒だよね。
この甘酢漬けは、塩の力で玉ねぎ自体から水分(=辛み成分)を引き出す仕組みを使ってるから、水にさらさなくても自然と辛みが和らぐんです。 さらに酢に漬けることで刺激成分も落ち着いて、胃にやさしくまろやかな味わいに変身します。
材料(作りやすい分量)
- 赤玉ねぎ:3個(約600g)
- 酢:大さじ6
- 砂糖:大さじ3
- 塩:小さじ1
作り方
- 玉ねぎを切る 赤玉ねぎを繊維に沿ってお好みの厚さにスライス。
- 袋に入れる ジップロックの袋に、スライスした玉ねぎと酢・砂糖・塩を全部イン。
- もみ込む 袋の空気をしっかり抜いて密封したら、外からもみもみ。 1分くらいもみこめば、加熱しなくても砂糖と塩は自然に溶けます。
- 味をなじませる 冷蔵庫で30分以上置いたら完成! たまに袋を上下に返すと、味がムラなく染み込みます。 半日くらい置くと、辛みがもっと抜けてまろやかになりますよ。

鮮やかなピンク色に仕上がった甘酢漬け
彩りがきれいだから、お弁当に入れても華やかになるよ
どのくらい日持ちする?活用アイデアは?
冷蔵庫で1週間くらい日持ちします。 サラダにポンとのせたり、焼き魚や焼き肉の付け合わせ、サンドイッチの具にしたり、いろいろ使えて便利。
大量の赤玉ねぎ、他にもこんな食べ方あるよ
甘酢漬け以外にも、収穫量が多いときに試してほしい食べ方をいくつか紹介しますね。
- 加熱しちゃう:炒め物やスープ、カレーに入れると辛みが飛んで甘みがぐっと際立ちます。 胃への刺激も少なくなるから、たくさん食べたいときにおすすめ。
- オーブンでロースト:くし切りにしてオリーブオイルと塩で焼くだけ。 甘みが凝縮してめちゃくちゃ美味しい副菜になります。
- 冷凍しておく:みじん切りやスライスにして冷凍しておけば、炒め物やスープに使うときそのままポイっと入れられて楽ちん。 生のまま冷凍すると辛みも和らぎやすいです。
- すりおろしてドレッシングやソースに:辛みを気にせず赤玉ねぎの風味だけ楽しめます。
生食にこだわらず、甘酢漬けと加熱調理をうまく組み合わせれば、大量の収穫物も無理なく、胃にもやさしくおいしく食べきれますよ。
ちなみに、玉ねぎを食べたときの胃痛がしょっちゅう続くようなら、玉ねぎ以外の原因が隠れてることもあるので、念のため病院で相談してみてくださいね。
水にさらさず、レンジ加熱もなしで作れる手軽さが魅力の赤玉ねぎの甘酢漬け。家庭菜園で採れすぎちゃった赤玉ねぎも、ぜひ常備菜として作ってみてください!
【この記事を書いた人】栄養士 ももも/アラフォー・ブログ初心者。野菜・食品の栄養やレシピを中心に、日々試行錯誤しながら発信しています。
