我が家の畑では、スイカが毎年のように獣にやられていた
うちでは夫が畑でスイカを育てているのですが、収穫前によく獣に食べられてしまい、なんとか無事だった1個だけを味わう、という年が何年も続いていました。
畑から帰ってきた夫の「また獣に食べられてた」の一言を聞くのが、私は本当に嫌でした。獣なのか鳥なのか分からない何かのために、せっせと餌を作っているだけなんじゃないか、と愕然としたこともあります。私はそのたびにかなりがっかりしていて、「もうこんな思いをするならスイカは作らなくていい」と言っていたほどでした。
今年はカゴをかぶせる方法で守ることに
そんな夫が、今年は対策としてスイカにカゴをかぶせて守る方法を試したそうです。

その結果、今のところ5個が無事に収穫できそうな状態まで育っています。もうすぐ食べられそうで、かなり楽しみにしています。長年の悔しさを思うと、今年はちょっと感慨深いものがあります。
実は獣による被害だけでなく、虫に食べられたり病気になったりと、これまで何度も失敗を繰り返してきました。それでも夫は無農薬・無化学肥料にこだわって栽培を続けていて、他の家庭菜園をしている人の動画を参考にしながら、毎年少しずつ工夫を重ねています。最近は米ぬかやもみ殻を使った土づくりにも取り組んでいて、土の状態も良くなってきたと話しています。
実は私自身、スイカには特別な思い入れがある
スイカが話題に出たところで、私自身の話も少し。
もともと果物が好きで、桃の時期は桃、スイカの時期はスイカ、というように旬のものを意識して食べるようにしています。というか、単純に旬のものがいちばんおいしいからなんですけどね。そんな中でも、スイカだけは少し特別な理由があります。
スイカはお店で売っているものももちろん美味しいのですが、自分の畑で採れたものには、手塩にかけて育てたという思い入れがあります。だからこそ、また格別なんですよね。
出産後、入院している間になぜか無性にスイカが食べたくなって、夫にお願いして面会の時に持ってきてもらっていたんです。退院するまでの数日間、ほぼ毎日食べていました。
水をたくさん飲んでも、胃のあたりにたまるだけで、体にちゃんと水分が入っていかない感覚になることがよくあります。そんな時にスイカを食べると、スーッと体に染み渡っていく感覚があるんですよね。水分の吸収されやすさに、浸透圧のようなものが関係しているのかもしれません。普段は理屈で旬のものを選んでいる私が、あの時だけは体の欲求に従っていただけだったのかもしれません。
そんなわけで、スイカの季節になると「あの頃、なぜかスイカが食べたくてしょうがなかったなー」と思い出すんですよね。

今年は心置きなくたくさん食べられそうで、わくわくするなあ。
食べるときはやっぱり塩をひとふりしたい
収穫できたら、私は塩をひとふりして食べるのが好きです。
甘いものに少し塩気を加えると、甘さがより引き立って感じられる「対比効果」という味覚の仕組みがあると言われています。スイカ自体の甘さが変わるわけではないのに、塩のおかげで感じ方が変わるのは面白いところです。
それに加えて、夏は汗と一緒にナトリウムなどの電解質も失われやすいと言われていて、水分の多いスイカに塩を足すことは、水分と塩分を一緒に補う組み合わせとしても理にかなっていると言われています。もちろん、これだけで熱中症対策が万全というわけではないので、暑い日はスポーツドリンクなど他の水分補給も合わせて考えるようにしています。

理にかなってるねー。
【この記事を書いた人】栄養士 ももも/アラフォー・ブログ初心者。野菜・食品の栄養やレシピを中心に、日々試行錯誤しながら発信しています。
